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2016-11-12

Essays #1 / 思想と衝動

essay_1

Text written by Komatsu Hiroko

作品制作には「思想」が必ずあり、それは「衝動」という言葉に置き換えても良いかもしれません。「思想」から生じる作品制作を指して“なぜそのようかことをするのか”という問いは根源的でありながら、自分自身で認識することが困難です。
「衝動」自体を言語化することができるかどうかは分かりませんが、制作活動を外部に向けて行っていると「コンセプト」を言語に変換し提示する必要に迫られる場面が少なからずあります。
「コンセプト」とはつまり作品の「概念」であり、「概念」とは、それを提議・提唱する者の心性・視点・立場・精神的なポジション・在り方を反映するといわれていますが、「概念」それ単体では心性・視点・立場・精神的なポジション・在り方を何ら反映できないため、「概念」を組み合わせ文章にすることで「衝動」を明確にする必要があります。
様々な方向や方法で多角的に「概念」をみていくことで、わたしの意識とわたしの無意識下にある「衝動」の隔たりを埋められるかもしれません。