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2018-03-16

News / Solo Exhibition「限界非効用」in Nagoya

小松浩子「第43回木村伊兵衛写真賞」受賞後初の個展は名古屋の“RAINROOTS”、“MUNO”での同時開催

R0024047
会期:2018年3月31日(土)〜5月6日(日) 12:00-19:00 水曜休廊
※会期中4月13日は 15:00-19:00、4月21日は 18:00-21:00 に変更になります。

会場:[RAINROOTS] http://rainroots.main.jp/
[MUNO] http://muno-no-hito.com
komatsu201803
Statement
境界線を引くことは人間の本態的傾向であるという。境界線の選定は本質的に恣意的で、そこに線が引かれなければならない必然性はない。 「昼」と「夜」、「善」と「悪」、「生」と「死」。必然性はないが、どこでも良いから世界に二値的な境界線を引くことで秩序を制定する仕掛け無しに世界を認識することはできない。世界はすべて多値的な連続体であって、どこにも二値的な境界線など存在しないが、たとえ理解不能な秩序でもカオスよりはマシで、写真になった世界はフレームという境界線による秩序を得たかに見える。多値的な連続体としての現実は認識できないために存在しないに等しく、写真になった世界こそが現実として立ち上がるが、この写真を大量に無秩序に配置することで、世界を多値的な連続体に戻すことは可能なのか。(小松浩子)

marginal disutility
statement:
Drawing boundaries is said to be an essential human tendency. The selection of a boundary is fundamentally arbitrary since there is no necessity for such lines to be drawn; day and night, good and bad, life and death. Although it lacks any necessity, the world cannot be perceived without some mechanism that establishes order by drawing a binary division somewhere in the world. In the world everything exists as a multi-valued continuum, one where binary boundaries don’t exist anywhere. Yet, even as an indecipherable order more like that of chaos, the world rendered as photography has obtained order according to the boundary of the frame. Reality as a multi-valued continuum is akin to having no existence because it cannot be perceived. Only in the world rendered as photography does reality emerge. But by making a disordered arrangement of a massive quantity of photographs, is it possible to return the world to a multi-valued continuum?
Written by Hiroko Komatsu
Translated by Franz K. Prichard

小松浩子展オープニングイベント

アーティスト・トーク 2018年3月31日(土) 14:00-16:00
小松浩子 × 金村修 × タカザワケンジ

R0024043小松浩子 / Komatsu Hiroko
写真家 1969年神奈川県生まれ。2009年の初個展以降、国内外で個展、グループ展多数。2010~2011年、自主ギャラリー・ブロイラースペースを主催、毎月個展を開催。2018年、第43回木村伊兵衛写真賞を受賞。
タカザワケンジ / Takazawa Kenji
評論家 1968年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。97年からフリー。「日本カメラ」「アサヒカメラ」などで写真家のインタビュー、撮影ルポ、写真集評を執筆。
金村修 / Kanemura Osamu
写真家 1964年東京都生まれ。1992年、東京綜合写真専門学校在校中にオランダ・ロッテルダム写真ビエンナーレに招聘される。1997年、日本写真家協会新人賞、第13回東川町国際写真フェスティバル新人作家賞、2000年、第19回土門拳賞を受賞。

会場:RAINROOTSの店舗が入っているフラワーセンター(花問屋)の敷地、空き店舗内と野外での開催
参加費:1500円 要予約 info_g@rainroots.main.jp

連続展エンディングレセプション

ライブと映像上映 2018年3月31日(土) 17:00-20:00
小松浩子 × 金村修 × タカザワケンジ × duenn

4ヶ月に渡る連続展のエピローグとして、金村修 × タカザワケンジ × 小松浩子3人のショートトークからレセプションはスタート。アンビエントミュージックアーティスト、duennのライブ・パフォーマンスとともに、小松浩子の8mmフイルム・ムービーとスライド、金村修の新作映像作品、タカザワケンジの映像作品を屋内外で上映します。

duenn
8S-AlBc-_400x400福岡在住。エレクトロニクス / コンポーザー。必要最小限の機材で、ミニマル的な作品を制作。国内外のレーベルより EP、アルバムを多数リリース。2017年より Nyantora aka Koji Nakamuraとアンビエントイベント「Haradcore Ambience」共催。好きな言葉は一期一会。
活動略歴 2014 福岡市民芸術祭フォーカスプログラム ex02 / アクロス福岡円形ホール (Fukuoka)、2015 excam / YCAM/(Yamaguchi)、2016 Being and Time / UPLINK(Tokyo)、2017 Vanishing Mesh / YCAM(Yamaguchi) TPAM2017¦ 国際舞台芸術ミーティング フリンジプログラム silence / UPLINK(Tokyo) oF -Katsue Kitasono- / 福岡アジア美術館 (Fukuoka)、2018 white Exibition / The white(Tokyo) IGNITION BOX|DOMMUNE「EXTREAM QUIET VILLAGE」vol.2 ~装飾の生命線 / 東京庭園美術館 (Tokyo)

会場:RAINROOTSの店舗が入っているフラワーセンター(花問屋)の敷地、空き店舗内と野外での開催
参加費:3000円(ワンドリンク付) 要予約 info_g@rainroots.main.jp

ワークショップ

撮影会 + 講評会 2018年4月1日(日) 11:00-
小松浩子、金村修と堀川沿いを歩く

スケジュール:
11:00-13:00 小松浩子(木村伊兵衛写真賞受賞)、金村修(土門拳賞受賞)と堀川沿いを撮影
13:00-15:00 自由時間(この間にみなさんが撮影した写真をプリントして講評開始時にお渡しします)
15:00-18:00 堀川沿いを歩いて撮影した写真を、RAINROOTSにて小松、金村が講評

機材:ご自身でご用意ください。フイルム(カラー)推奨、デジタルも可。
参加費:7000円(RAINROOTSでの同時プリント1本料金込み) 要予約 info_g@rainroots.main.jp