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Performance “oject(vol.1)”, “MODULATED CAVE”

Performance “oject(vol.1)”, “MODULATED CAVE”


Dates: July 28 – 30, 2023
Location: CAVE-AYUMIGALLERY

Overview


One part of the performance is oject (vol.1), a collective formed in 2023 by Yoshio Ootani, Toshiya Tsunoda, Osamu Kanamura, and Hiroko Komatsu. This show will be the second performance by oject (vol.1). Hiroko Komatsu performs with 8mm movie projectors on stage.

The other part of the performance is MODULATED CAVE. Komatsu will project the video work toward the musicians on stage.

Information


実施日:2023年7月28日(金)、7月29日(土)、7月30日(日)
主催:Modulation 8
会場:CAVE-AYUMIGALLERY(東京都新宿区矢来町114高橋ビルB2)
入場料:2,000 円(予約不要)
協力:CAVE-AYUMIGALLERY

開催趣旨
Modulation 8は、oject(vol.1)による公演と「MODULATED CAVE - 世界のささやき×世界のまばたき」を開催する。本公演は、大きく二つのパートに分かれる。まず、oject(vol.1)(大谷能生を中心に角田俊也、金村修、小松浩子の4人によるコレクティブ。2023年に結成)による公演では、映像と音の双方を会場で即興的にプレイすることにより、映像と音楽の境界に揺さぶりをかける。次に三部構成で行われる「MODULATED CAVE - 世界のささやき×世界のまばたき」の一部と二部では、新しい表現活動のために音楽と映像の邂逅を目指す。そして三部では「MODULATED CAVE」の方法に、oject(vol.1)が介入することで音楽と映像は新しい段階へと進むだろう。

タイムテーブル / oject(vol.1)

音楽:大谷能生 映像:金村修、小松浩子、角田俊也
■2023年7月28日(金) 19:00 open 19:15 start
■2023年7月28日(金) 20:30 open 20:45 start
■2023年7月29日(土) 19:00 open 19:15 start
■2023年7月29日(土) 20:30 open 20:45 start
※一日二公演の全四公演開催。即興のため、それぞれの公演内容は異なります。

oject(vol.1)
大谷能生 (Yosio Ootani) / PC,CDJ,Electronics
金村修 (Osamu Kanemura) / Digital Projector
小松浩子 (Hiroko Komatsu) / 8mm movie Projector
角田俊也 (Toshiya Tsunoda) / 35mm slide Projector

タイムテーブル / MODULATED CAVE – 世界のささやき 世界のまばたき
■2023年7月30日(日)15:30 open 16:00 start
第一部 音楽:大谷能生 映像:金村修、小松浩子、角田俊也
第二部 音楽:フルカワミキ+Koji Nakamura 映像:金村修、小松浩子、角田俊也
第三部 フルカワミキ+Koji Nakamura × oject (vol.1)

本公演は、予約不要です。当日、会場の入り口にて入場料をお支払いください。

ステートメント oject (vol.1)
映画館の映写室には通常二台の映写機があって、交互にフィルム・リールを回すことで一枚のスクリーンにひとつらなりの映像の投射をおこなっている。デジタル・メディア全盛の現在はもう「おこなってきた」と書いたほうがいいのだろうけど、一本の映画は二つの光源から作られているのである。このことを考えるといつも不思議と明るい気分になる。終戦を告げる昭和天皇の声はあらかじめスタジオで録音され、レコードに二枚だけプレスされ放送された。だからこれは二台のターンテーブルで二枚掛け出来るのだが、クラブでDJがプレイするように、幾つかの映像を幾つかの光源で同時に走らせ、そこにあらわれるイメージを経験してみたい。接頭辞pro/preを中途半端に消去した、そんな感じではじめるバンドっぽい企画です。

oject(vol.1) / Yoshio Ootani

ステートメント MODULATED CAVE – 世界のささやき 世界のまばたき
世界が音で溢れているのは当たり前だと誰もが思っていた。
コロナ禍でロックアウトされた世界は静寂に包まれていた。
世界が静寂に包まれると世界に響いていた音が原初に戻る。
風や水や生物の音など自然に存在する人類の登場以前の音。
工場や交通機関や家電や電子機器など人類の登場以後の音。
声や楽器や機材を駆使して人類が連綿と生み出してきた音。
コロナ禍を経験した人類が生み出す音楽の未来を想像する。
静寂に包まれていた世界にはじめて響く音のような音楽を。
世界がはじめて奏でる「世界のささやき」のような音楽を。
世界に光が溢れているのは当たり前だと誰もが思っていた。
コロナ禍でロックアウトされた世界の夜は暗闇が支配した。
世界の夜が暗闇に支配されてしまうと光と像が原初に戻る。
太陽や星月の輝き水面に映る像など人類の登場以前の光景。
家や高層ビルや道路や交通機関など人類の登場以後の光景。
カメラや機材を駆使して人類が連綿と生み出してきた映像。
コロナ禍を経験した人類が生み出す映像の未来を想像する。
暗闇に包まれていた世界にはじめて届く光のような映像を。
世界がはじめて届ける「世界のまばたき」のような映像を。

出演者のプロフィール(五十音順、敬称略)

大谷能生
音楽家としてサックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で、sim(w/大島輝之、植村昌弘)、呑むズ(w/T・美川、HIKO)、JAZZ DOMMUNISTERS(w/N/K aka 菊地成孔)、蓮沼執太フィル、ほか多くのバンドやセッション、録音に参加。ソロ・アルバムの代表作にBlacksmoker RecordsからリリースされたJAZZ三部作『JAZZ ABSTRACTIONS』(2012)、『JAZZ ALTERNATIVE』(2016)、『JAZZ MODERNISM』(2021)など。また、演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。
主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』(菊地成孔との共著/河出書房新社/2004)、『貧しい音楽』(月曜者/2007)、『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著/青土社/2008)、『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』(本の雑誌社/2013)、『平岡正明論』(Pヴァイン/2018)、『平成日本の音楽の教科書』(新曜社/2019)、『ニッポンの音楽批評150年100冊』(立東舎/2021)、『歌というフィクション』(月曜社/2023)など。

金村修
1964年東京都生まれ。写真家。1989年、東京綜合写真専門学校在学中の1992年、オランダの写真展「ロッテルダム・フォト・ビエンナーレ」に作品が選出される。1993年、東京綜合写真専門学校卒業。同年、最初の個展を開催。1995年、写真集『Crash landing』刊行。1996年、ニューヨーク近代美術館「New Photography12」に、「世界に注目される6人の写真家」の中のひとりとして選ばれる。1997年、日本写真家協会新人賞、東川町国際写真フェスティバル新人作家賞受賞。2000年、土門拳賞受賞。2014年伊奈信男賞受賞。主な写真集に『Happiness is a Red before 』(2000)、『SPIDER’S STRATEGY』(2001)、『I CAN TELL』(2001)、『In-between 12 金村修 ドイツ、フィンランド』(2005)、『ECTOPLASM PROFILING』(2014)、『CONCRETE OCTOPUS』(2017)『Lead-palsy Terminal』(2021)ほか。著書に『漸進快楽写真家』(2009)、『挑発する写真史』(タカザワケンジとの共著/2017)、映像論集『Beta Exercise: The Theory and Practice of Osamu Kanemura』(2019)ほかがある。

小松浩子
1969年神奈川県生まれ。2009年の初個展以降、国内外で個展、グループ展多数。2010~2011年、自主ギャラリー・ブロイラースペースを主催、毎月個展を開催。2015年、ドイツのフォトフェスティバル「The 6th Fotofestival」で発表された作品が、イタリアのMAST財団に収蔵される。2017年、「人格的自律処理」(ギャラリーαM)と、イタリアのMAST財団の「THE POWER OF IMAGES」の展示作品「The Wall from 生体衛生保全」により第43回木村伊兵衛写真賞を受賞。2019年に「DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術」(埼玉県立近代美術館)に出品。2021年、ニューヨークのdieFirmaで個展「Sincerity Department Loyal Division」、デイヴィス美術館(ウェルズリー大学内)で個展「Creative Destruction」を開催。2022年、The Joseloff Gallery(ハートフォード大学内)で個展「Second Decade」を開催。写真集に『Channeled Drawing』(MAN CAVE)ほかがある。

角田俊也
1964年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部美術研究科大学院修了。空間と意識の関わりを主題とするフィールド録音やインスタレーションの制作をおこなう。おもな展示に、「風景と声」(Sprout Curation 東京 2020年)「Trans/Real」 (Gallery αM 東京 2016年) 「Soundings: A Contemporary Score」(Luke Fowler との共作 MoMA NY 2013年)、おもな録音作品に〈Landscape and Voice〉(BlackTruffle) 〈Temple Recording〉(edition.t)〈間口港の低周波〉(Hibari Music)などがある。

Koji Nakamura/ナカコー
1995年地元青森にてバンド「スーパーカー」を結成し2005年解散。その後「iLL」として活動する。現在はバンド「LAMA」(フルカワミキ、田渕ひさ子、牛尾憲輔)や、ダークロックユニット「MUGAMICHILL」(ナスノミツル、中村達也、ナカコー)そして「Koji Nakamura」としてのソロ活動も継続している。コンポーザーとしては自身の活動の他にアニメ「エウレカセブンAO」や連続TVドラマ「潤一」、「WOWOWオリジナルドラマ アフロ田中」等のメインテーマと劇伴音楽も担当している。その他、CM曲やアート展、携帯端末の操作音などの楽曲制作、Eテレの子供番組や国民的アイドルへの楽曲提供等活動は多岐にわたる。そして2017年よりduennとともに、アンビエントに特化したプロジェクト「HARDCORE AMBIENCE」も主宰。ある場所や空間に寄り添える音楽を言及・指向したアンビエント音楽を映像やLIVEなどで提案・発表し多数の美術館や芸術家とコラボしている。

フルカワミキ
1995年地元青森にてフルカワのバンド募集の張り紙をきっかけにバンド「SUPERCAR」を結成。1997年にメジャーデビュー。2005年解散後、2006年にソロ活動をスタート。ソロ活動の他に、バンド「LAMA」(Koji Nakamura、田渕ひさ子、牛尾憲輔)や「フルカワミキ÷ユザーン」としても活動。ベース&ヴォーカル、コンポーザーとして、その存在感は比類無きものとして評価され、自身の活動だけに留まらず多くのアーティストの作品に参加している。また、自身のパーソナリティーを活かし、その活動は音楽的フィールドだけでなく、CMやアート、ファッションの分野に渡り、自身のWEBショップのディレクターとしても活動している。

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