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Performance “oject (vol.0)”

Performance, oject (vol.0)


Dates: April 15 – 16, 2023
Location: Petit Yoga (Tokyo, Japan)

Overview


oject (vol.0) is a collective formed in 2023 by Yoshio Ootani, Toshiya Tsunoda, Osamu Kanamura, and Hiroko Komatsu. This show will be the first performance by oject (vol.0).

oject (vol.0)は大谷能生を中心とした角田俊也、金村修、小松浩子の4人によるコレクティブであり2023年に結成されました。本公演はoject (vol.0)による初のパフォーマンスとなります。

Statement


映画館の映写室には通常二台の映写機があって、交互にフィルム・リールを回すことで一枚のスクリーンにひとつらなりの映像の投射をおこなっている。デジタル・メディア全盛の現在はもう「おこなってきた」と書いたほうがいいのだろうけど、一本の映画は二つの光源から作られているのである。このことを考えるといつも不思議と明るい気分になる。終戦を告げる昭和天皇の声はあらかじめスタジオで録音され、レコードに二枚だけプレスされ放送された。だからこれは二台のターンテーブルで二枚掛け出来るのだが、クラブでDJがプレイするように、幾つかの映像を幾つかの光源で同時に走らせ、そこにあらわれるイメージを経験してみたい。接頭辞pro/preを中途半端に消去した、そんな感じではじめるバンドっぽい企画です。  

oject(vol.0) / Yoshio Ootani

oject(vol.0)


大谷能生 (Yosio Ootani) / PC,CDJ,Electronics

音楽/批評。サックスその他。アルバム『Jazz Modernism』(BlackSmoker Rec)。新刊は『歌というフィクション』(月曜社)。

金村修 (Osamu Kanemura) / Digital Projector

1964年東京都生まれ。写真家。1989年、東京綜合写真専門学校在学中の1992年、オランダの写真展「ロッテルダム・フォト・ビエンナーレ」に作品が選出される。1993年、東京綜合写真専門学校卒業。同年、最初の個展を開催。1995年、写真集『Crash landing』刊行。1996年、ニューヨーク近代美術館「New Photography12」に、「世界に注目される6人の写真家」の中のひとりとして選ばれる。1997年、東川町国際写真フェスティバル新人作家賞受賞。2000年、土門拳賞受賞。2014年伊奈信男賞受賞。主な写真集に『Happiness is a Red before 』(2000)、『SPIDER’S STRATEGY』(2001)、『I CAN TELL』(2001)、『In-between 12 金村修 ドイツ、フィンランド』(2005)、『ECTOPLASM PROFILING』(2014)、『CONCRETE OCTOPUS』(2017)『Lead-palsy Terminal』(2021)ほか。著書に『漸進快楽写真家』(2009)、『挑発する写真史』(タカザワケンジとの共著、2017)、映像論集『Beta Exercise: The Theory and Practice of Osamu Kanemura』(2019)ほかがある。

小松浩子 (Hiroko Komatsu) / 8mm Projector

1969年神奈川県生まれ。2009年の初個展以降、国内外で個展、グループ展多数。2010~2011年、自主ギャラリー・ブロイラースペースを主催、毎月個展を開催。2015年、ドイツのフォトフェスティバル「The 6th Fotofestival」で発表された作品が、イタリアのMAST財団に収蔵される。2017年、「人格的自律処理」(ギャラリーαM)と、イタリアのMAST財団の「THE POWER OF IMAGES」の展示作品「The Wall from 生体衛生保全」により第43回木村伊兵衛写真賞を受賞。2019年に「DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術」(埼玉県立近代美術館)に出品。2021年、ニューヨークのdieFirmaで個展「Sincerity Department Loyal Division」を開催。デイヴィス美術館(ウェルズリー大学内)で個展「Creative Destruction」を開催。2022年、The Joseloff Gallery(ハートフォード大学内)で個展「Second Decade」を開催。写真集に『Channeled Drawing』(MAN CAVE)ほかがある。

角田俊也 (Toshiya Tsunoda) / 35mm slide Projector

1964年神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部美術研究科大学院修了。空間と意識の関わりを主題とするフィールド録音やインスタレーションの制作をおこなう。おもな展示に、《風景と声》(Sprout Curation 東京 2020年)《Trans/Real》 (Gallery αM 東京2016年) 《Soundings: A. Contemporary Score》(Luke Fowler との共作 MoMA  NY 2013年)、おもな録音作品に〈Landscape and Voice〉( BlackTruffle) 〈Temple Recording〉(edition.t)〈間口港の低周波〉(Hibari Music)などがある。

会場


Petit Yoga

東京都千代田区猿楽町2−2−1 澤田ビル二階

営団地下鉄 神保町駅A5出口から徒歩5分、JR 水道橋駅東口から徒歩8分

日時


4月15日(土) 19:45〜20:30

4月16日(日) 18:30〜19:15

4月16日(日) 19:45〜20:30

※3公演ともに受付は開演の15分前

TICKET


¥1,000 税込(当日のみ、各回とも会場にて購入)

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